ゴリゴリのAcidカラスBlog

人生で一番ほっこりしたことは、飼ってたニワトリとオカメインコが人間の居ない時にセッションしていた事です。

楽曲:Spectrum 音楽

こんにちは、Acidカラスです。

 

前に楽曲:Spectrum 歌詞 - ゴリゴリのAcidカラスBlogという記事を書きまして、そこで私の楽曲「Spectrum」の歌詞について詳しく書きました。

これが楽曲↓

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とはいえ、楽曲の魅力は歌詞だけではありません。

音楽にも、私の思うu10感を沢山盛り込んでいます。

 

まだ歌詞のほうの記事を見ていない方は、歌詞のほうの記事を先に見て下さい。
歌ってくれているu10のことを事細かに書いています。↓
楽曲:Spectrum 歌詞 - ゴリゴリのAcidカラスBlog

 

 

 

まずはよーく音を聴いてみると、ギター強くありませんか?
私の曲の傾向を知っている方なんていないと思いますが、私は実は弦楽器はハープやストリングス、使ってもアコースティックギターみたいな、おとなしい音ばかりなんですよ。
しかも大抵メインキャラにピアノが居ます。

ですが、前の記事で書いた通り、u10は過酷な環境にも耐えられた強い人間です。
いつものピアノや優しめ弦楽器メンバーではu10とは違うな...と思い、この曲では強いギターを真ん中に持ってきた前衛的な楽器編成でThe★J-POPみたいな音楽にしました。

 

 

 

そして、次に感じてほしいのが音楽の雰囲気。

私はコード進行とか未だにわかっておらず、この曲が長調なのか短調なのかわかりません。作っている本人ですが。

本当は力強く感じる長調な曲っぽく、でもやはり短調ぽい捻じれた雰囲気も出したい!と思い、所々半音下げて下げて伸びやかな雰囲気を壊して出来た音楽です。

力強く上向きな音と、捻じれて半音低くなって音楽に調和した雰囲気を感じ取って頂けたら幸いです。
私が思うに、長調短調を調和させた美しくも闇を感じるのがu10なんですよね。

でも歌はそういう暗く感じる音は入れていません。ずっと明るいんですよね。
明るくて一緒に遊んでくれる優しいu10のでしか暗い音は聞こえてこないのです。

 

 

 

それでは、イントロや間奏を一度聴きなおしてみてください。音楽のテンションが落ちていますね。

ついでに画面も見てください。くもーーーってますね。

霧雨のイメージです。u10を天気で表すなら霧雨かなって。思いました。

ふとした時に滅茶苦茶霧雨ぽいと感じることがあります。考え方といい、雰囲気といい。ちょっと踏み込んだ話とかする時滅茶苦茶そう感じるんですよね。もしかして私はキモい。
しかしながら音楽で表せばそのキモさも芸術になります。

この楽曲はu10のストーリー。歌詞の記事でも書いた通り、最初は暗く、徐々に明るくなっていきます。音楽の方もu10のストーリーになっています。

この霧雨っぽいイメージの音は、まだ一人で抱え込んでいて、色々と考え込むu10。
なんか勝手に失礼なことをしているかもしれませんが、それも音楽にしてしまえば芸術です。
u10の霧雨感は暗い時に感じるものなので、この音が来るという事は暗い場面だということです。

イントロに来るのはお分かり頂けますよね。

Cメロにも来ているのは、初心に帰ったということです。

u10は2回も来るサビの盛り上がりの後、そのまま調子に乗るだけの薄っぺらいではないと思います。
きっと何度か初心に帰って考えることがあると思います。
だからCメロで霧雨入れておきました。
思考の紆余曲折がありつつ、色んな事を乗り越え、自分の思う最適解を見つけられて、きっと未来のu10はもっと強くて深~い人間になっているはずです。

歌詞では人生のあらすじ、音楽ではu10の感情を作っているのです。

 

勿論、サビ中も調子乗らないですよ。所々半音低い音を入れて、自分のことだけを考えず、他人の事まで色々な角度から考えるu10ならでは優しさを表現しています。

遊びに行ったりとかしてるとすげぇ優しいな...と感じます。やべぇ職場の話を聞いてても考え方すげぇな、優しすぎだろ...と思うことが多々あります。

きっと人生がいい感じなところに来ても、こうやって他人にまで思考向けるんだろうな...すげぇ...と思い、まっすぐな明るい曲にはしませんでした。

是非カラオケで、力強く明るい曲だと思いながらサビを歌って、所々入る暗い音と明るい声を調和させて下さい。

これで表向きでは明るく振舞い、その間にも色々な事を考えて思考を巡らせるu10の完成です。

 

 

 

...こんな感じで、Spectrumという楽曲は完成致しました。
どこまで言っても私から見たu10なので、事細かにイメージして作れば作るほど私がキモいです。

この記事を読んで下さってこの楽曲の理解が深まり、聴き直した時にu10の人生奥深けぇ...これからも明るい未来に向けて頑張って欲しいなぁと感じるか、Acidカラスが勝手なイメージでこんなに細かく作ったの気持ち悪...と感じるかはわかりませんが、どっちにしろ「芸術」に落ち着いたこの楽曲を、好きになってくださればと思います。

 

いつになるかわかりませんが、また今度MVについても書きたいと思います。
なんせu10はイラストレータ(有償依頼?Skeb?受け付けていたと思います)、私は3DCG自称クリエイターでもあります。
皆さんに改めて是非見ていただきたい事がたくさんあります。

是非、楽曲を聴きまくってお待ち頂けたらと思います。

ではまた。